刃の多さで差がつく理由: ジレットの複数刃カミソリ

ジレットのカミソリには複数の刃がついています。快適なシェービングを実現するメカニズムは、複数の刃によって生み出されているのです。

ジレットの創設者であるキング C. ジレットは、ジレット社のミッションは、「わたしたちは、よりよい物を作れなくなったとき、カミソリを作ることをやめる。」とし、より高品質なカミソリを提供し続けました。

彼は両刃の刃を一枚使った安全カミソリを発明し、その後も着実に前進を続け、カミソリの刃、カートリッジ、ハンドルなど、クリーンで滑らかな剃り上がりに必要なツールを次々に開発・改善していきました。

更に、複数刃のカミソリの発明により、肌により密着した、快適なシェービングを実現することに成功しました。

精密に設計された複数刃のカミソリにより、肌により密着した、快適なシェービングへ導くことが可能になりました。

5枚刃のカミソリを使い、よりクリーンなシェービングを実現する

ジレットフュージョン、フュージョンプログライド、フュージョンプロシールドのような複数刃のカミソリが、肌に密着して快適なシェービングを実現するのかを理解するには、髭と顔の肌の特徴を理解する必要があります。

銅線のように硬い髭は、ジェルのような質感や動きをもつ、デリケートな肌から生えてきます。髭剃りをしている間、肌と髭は絶えず、動きます。高性能のカミソリは、この動きを利用し、快適なシェービングへ導きます。

1枚刃のカミソリは、肌の表面に見えているものしかカットできません。5枚刃は、1枚刃に比べ、ずっと深くに達することができるのです。
最初の刃が剃り始めます。髭をカットし、そのプロセス中に、髭を肌からやさしく持ち上げます。髭が完全に中に入ってしまう前に、次の刃が出て来て、さらに深くカットします。
「ヒステリシス」と呼ばれるこのプロセスは、1960年代末、ジレットが最初の複数刃のカミソリであるジレットコントア(別名ジレットアトラ)を開発したときに発明されました。

それぞれの刃が、このプロセスを繰返します。3枚刃のカミソリにより、深剃りが可能となり、5枚刃のカミソリは、さらに深剃りが可能です。
一旦、複数刃のカミソリが通り過ぎると、肌と髭はリラックスし、髭は肌の表面下に後退します。
髭が短く剃られるのに伴い、それぞれの刃は、わずかながら肌により密着した場所に位置することになります。それはわずかな距離ですが、快適で滑らかな仕上がりを実現するうえで重要なことです。

複数刃のカミソリは、より快適なシェービングを実現する

プログレッシブ ジオメトリーの構造をもつ複数刃のカミソリは、手がハンドルを押し下げることで生じる負荷を、それぞれの刃に均等に分散させます。刃が適切な間隔で取り付けられている場合、刃の数が多くなればなるほど、負荷が効率よく分散されることになります。

顔の肌は柔らかくジェルのようなものなので、カミソリのカートリッジで押し付けられると、カートリッジが上を通り過ぎる時に、膨らんでそれぞれのカミソリの刃の間に入り込んでしまいます。このように膨らんでしまうと、肌のひりつきや切り傷その他の傷の原因となりかねません。

3枚刃でなく、5枚刃(適切な間隔で取り付けられている場合)を使用すると、肌の膨らみを効果的に抑えることがわかっています。シェービング中の肌を平らに保ち、膨らみは30%以上も減少するのです(フュージョンとマッハシン3の比較)。そのため、5枚刃のカミソリは、3枚刃に比べ、より肌に密着した快適なシェービングを実現すると共に、肌を痛めるリスクを減らすことができるのです。

プログライドとプロシールドのカミソリには、カートリッジの中央に、刃を最適な間隔に保つよう設計された、刃の安定装置が取り付けられています。この装置が、シェービングを快適なものへと導きます。

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