深剃りするには: 刃が多い方がよく剃れる理由

まずは、一枚の薄く鋭い刃でスタートしてみましょう。深剃りするには、一枚の刃では足りないことに気がつくでしょう。
それに比べ、ジレットマッハシン3などの3枚刃のカミソリは、どうして1枚刃のカミソリより深く剃れるのでしょうか?
さらに、プログライドのような5枚刃のカミソリは、どうしてマッハシン3より、さらに深く剃れるのでしょうか?刃の数が多いほど、深剃りできる理由を理解するためには、まず顔の肌の特徴と、髭の動きを理解する必要があります。

顔の肌について理解する

顔の肌は柔らかく、まるでジェルのような質感を持っています。一方、髭は乾燥しており、銅線のように粗く硬いのです。髭は毛胞の中にあり、毛胞からの出入りを繰り返しています。 複数刃のカミソリは、この髭の動きの特徴を、シェーバーの強みとして利用しているのです。

刃の数が多ければ多いほど、深剃りできる

ジレットの複数刃のカミソリは、毛胞の中にある髭の動きの特徴を捉え、快適なシェービングができるよう考案されています。

  • 最初の刃が、髭を剃り始めます。髭をカットし、カットしながら、髭を肌からやさしく持ち上げます。

  • 髭が完全に中に入ってしまう前に、次の刃が出て来て、さらに深くカットします。

「ヒステリシス」と呼ばれるこのプロセスは、1960年代末、ジレットが最初の複数刃のカミソリを開発したときに発見されました。

3枚から5枚の刃がこのプロセスを繰返し、表面に出ている髭をより深いところまで剃ってゆくのです。

そのため、5枚刃のカミソリ(フュージョンファミリー)は、深剃りができるのです。

最初の刃が通り過ぎると、肌と髭はリラックスした状態となり、髭は、表面下に後退します。

髭が短く剃られるのに伴い、それぞれの刃は、わずかに肌により密着した場所に位置するようデザインされています。わずかな距離の差が、快適で滑らかな仕上がりを実現するうえで重要なのです。このカートリッジのデザインは、「プログレッシブ・ジオメトリー」と呼ばれます。

つまり簡単に言うと、刃の数が多いほど深く剃れるということです。
ジレットフュージョンプログライド、およびプロシールド、ヒーテッドレーザーは、いずれも深剃り5枚刃を搭載しています。

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